映画館に行こう!

映画館、子供の頃はうちにお金があまりなく、映画はテレビで観るものというイメージがありました。それでもたまに連れて行ってもらった映画の思い出はとてもいいものとして残っていて、映画の内容は思い出せないのに、映画館の扉が開いて光が漏れてしまう時を覚えていたり、入場の時にもらえたおもちゃが宝物だったり、映画館というものにとにかく行きたいという感覚だけが残り、大人になりました。

そして近くのイオンに映画館ができると知った時、イオンは本当にすべてをそろえてくれるなという田舎者らしい感想と、久しぶりに行く映画館という存在にドキドキと胸を弾ませました。ラジオで映画館は体験するもので、ただテレビで観るのとは違うのだと教えられたことがあります。

映画を観る、それをポップコーンを食べながらなのか、ホットドッグを食べながらなのかでも感想は違ってくるかもしれない。そして、密室での休憩なしという状態で観る映画、お金をしっかりと払い、交通費もかけた映画、手軽なテレビとはまるで違う感覚を体験する商品が映画。重みが違うんですよね、記憶の。

熱中した映画の感想を今はだれかと共有することもできる、そこでまた映画の重みが増していく、映画館に行こう!そう思うたびに、ドキドキと胸が高鳴るのです。